薬を使った治療の方法
心療内科で行われる治療の方法は、大きく分けると薬を使った方法と使わない方法に分けられます。そして、それらの方法を併用して治療効果を上げていくことが多いようです。まず、薬を使った治療では、抗不安薬や抗うつ薬、睡眠薬や睡眠導入剤、自律神経を整える薬などが使われます。また、漢方薬を処方する医療機関もあります。いずれの薬を使う場合も、症状の緩和や改善を目的としていて、症状によって薬を増減し、症状が快方に向かう場合は徐々に薬を減らしていき、最終的に薬なしで生活できるようにコントロールしていきます。
薬を使わない治療の方法
薬を使わない治療の方法として主なものは、精神療法または心理療法といわれるものです。これには、医師やカウンセラーなどと話をしながら心の不調の原因を明らかにしていく精神分析療法や、行動を通して悩みや不安を解決する行動療法、考え方のクセやゆがみを正すことを目的とした認知療法などの手法があります。加えて、生活指導や復職プログラムを実施する心療内科も。生活指導は心の不調のために生活リズムが乱れてしまった人に対して行われ、決まった時間に起床・就寝することやきちんと薬を飲むなど、生活を整えていくためのアドバイスがされます。また、仕事や学校と同じように通院することで生活のリズムを一定にし、復職や復学がしやすくなるように援助します。復職プログラムでは、職場でのストレスに対処する方法を実践形式で学んだり、仕事への復帰をスムーズにするため、業務内容を一定時間継続して行うなどの訓練を行います。
心療内科を名古屋から見つけるためには様々な情報を集める事が大切です。今ではインターネットで簡単に情報収集ができます。